2014年3月19日水曜日
F1 可夢偉サポート
2012年10月7日鈴鹿サーキットは、異様な静けさに
包まれていた。
53周で争われる日本グランプリ50周目可夢偉は
3位につけていた。ファイナルラップまであと少し
後ろから マクラーレンのバトンがひたひたと
迫きている。
ファイナルラップまで可夢偉はバトンの追撃を
なんとか振り切り3位を守っている。あと1ラップ
サーキット全員が 固唾をのんで見守る中
見事 可夢偉のザウバーはベッテル、マッサに
続きチェッカーフラッグを受けた。
その瞬間鈴鹿は湧き上がり興奮の坩堝と化した。
日本GP 22年ぶりの表彰台に日本人が上がり僕らは日の丸を仰いだのだ。
けれども 可夢偉は翌年2013年のF1のシートを確保できなかった。リーマンショック以降の世界的
不況は華やかなF1の世界にもついに襲ってきた。いまや上位数人のドライバーを除き
ペイドライバーといってチームに資金を持込まなければF1チームには入れない。
可夢偉をサポートしてくれる企業は日本には少なかった。そこで可夢偉をF1に送り込みたいと思う
可夢偉ファンが集まって作ったのが可夢偉サポートだった。
1口 1万円。なんと集まった金額は1億8千万円 おそらく1万人以上の人がサポートしたんですね。
ネオスケも1万人の中のひとりです。写真は送られてきたリストバンドとお礼状です。
そしたらもっと大きなサプライズが!
今年可夢偉は ケーターハムレーシングチームから F1に参戦します。
昨年度 最下位のチームですが今年結果がでなければ F1を撤退するという決意をチーム代表が
表明しています。いわば背水の陣 最後の戦いのコクピットを可夢偉が任されたわけです。
応援しないわけにはいきません。
そして上の写真がケーターハムレーシングチームから可夢偉サポートに送られてきたお礼状です。
訳詞を載せます
2014年F1シーズン開幕を迎えるにあたり、可夢偉のファンによって集められた
KAMUI SUPPORT全額がチームに寄付され、2014年のチームの運営の援助となることを喜んで
報告させていただきます。
可夢偉を我々の2014年のレースドライバーのひとりとして迎えられたことは大変な誇りですし、
彼のファンによって集められた 18,5064,822円が、今年1年間の彼と我々のレースの助けとなる
ことを 嬉しく思っております。
敬具
ケーターハムF1チーム・チーム代表兼CEO シリル・アブダビール
残念なことに先週行われた オーストラリアGPは ブレーキ故障で1周目の1コーナーで
リタイアとなりました。
でも 残り18戦 排水の陣で望む 可夢偉 ケーターハムに力を与えてあげてください。
大変長い読みにくい文章を最後までお読みいただきありがとうございます。
ネオスケ